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透析装置用除菌洗浄剤を選択するポイント

人工透析装置用除菌洗浄剤を選択するポイント

人工透析装置用除菌洗浄剤に求められる3大要件として、「除菌・洗浄・炭酸カルシウムスケール除去」があります。

長らく、除菌・洗浄には次亜塩素酸ナトリウム、炭酸カルシウムスケール除去には酢酸を使用することが主流でした。
しかし、次亜塩素酸ナトリウム、酢酸の使用では、タンパク質や糖、脂質などの汚れの堆積、装置部材に対する腐食などの影響が懸念されます。

現在では、人工透析装置専用の除菌洗浄剤や炭酸カルシウムスケール溶解剤が発売されており、次亜塩素酸ナトリウムや酢酸の欠点を補った製品設計がされています。

ハイパフォーマンスメンブレン(HPM)の普及やオンラインHDF療法の広がりなどによる透析液清浄化に対する関心の高まりを背景に、絶えず清浄な状態を維持するために、人工透析装置専用の除菌洗浄剤をご使用される施設様も増えてきています。

また、各施設様の状況を確認するために、状況把握の分析や評価を実施した上で施設様毎に最適な洗浄剤や洗浄方法をご選択いただく必要があります。

弊社は日本で初めて人工透析装置専用の除菌洗浄剤を開発し、長年研究開発を実施してきた経験と実績をもとに、施設様毎に最適なご提案を致します。

人工透析装置用除菌洗浄剤の主な種類

塩素系除菌洗浄剤

塩素系除菌洗浄剤とは、次亜塩素酸ナトリウムを主成分とし人工透析装置用途に特化した、腐食抑制効果。洗浄力強化。炭酸カルシウム等のスケール抑制効果を付与した製品です。

【特長】

  • ・蛋白質・脂肪・糖質への強力な洗浄力・除菌力を保有
  • ・次亜塩素酸ナトリウムと比べて、装置部材の腐食が軽減可能
  • ・金属キレート効果が炭酸塩など無機スケールの析出を抑制

【役割】

過酢酸系除菌洗浄剤

過酢酸系除菌洗浄剤とは、主に過酢酸、過酸化水素、酢酸の3成分から構成される製品です。メーカーや製品毎に成分濃度の違いや+αの成分があります。 弊社では、無機過酸を加えることで、除菌力と洗浄力を向上させています。

【特長】

  • ・1剤で除菌・洗浄・炭酸カルシウムスケールの除去が可能
  • ・有機物存在下でも除菌力の低下が少なく、芽胞菌に対しても効果を発揮
  • ・錆の除去効果を発揮

【役割】

炭酸カルシウムスケール溶解剤

炭酸カルシウムスケール溶解剤とは、酢酸の代替として、主にクエン酸やリンゴ酸等を主成分とした製品です。酢酸のような刺激臭がなく、装置部材への腐食を抑制した製品です。また、炭酸カルシウムスケールの除去だけではなく、除錆機能を付加した製品もあります。

【特長】

  • ・良好な炭酸カルシウム除去力を保有
  • ・不快臭がなく、優れた操作性
  • ・金属や高分子部材に対する腐食を抑制