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細菌に関する一般情報

細菌

原核生物の一種。単細胞生物であり、一般に細胞は外壁に細胞壁があって、組織はグラム染色法に反映され、グラム陽性のものはペプチドグリカンとテイコ酸など、グラム陰性のものは比較的少量のペプチドグリカンとリポ多糖・リポ蛋白質からなっている。

多くの細菌は、桿状、球状ないしは繊維状を呈し、直径0.5〜1μmである。

細胞の周囲には細胞粘質が分泌され、ポリペプチドである場合と多糖質の場合とがあり、粘液質が膜状に細胞にとりまくとき莢膜(きょうまく)と呼ばれる。

(出典:岩波生物学辞典)

一般細菌

一般細菌とは、標準寒天培地を用いて36±1℃で、24±2時間培養したとき、培地に集落を形成する全ての細菌。

水生細菌群、土壌由来細菌群、下水由来細菌群の3群に分けることができる。

水道水質基準では、「1ミリリットル中の集落数が100個以下(100CFU/mL以下)」と定められている。

従属栄養細菌(Heterotrophic Plate Bacteria: HPC)

有機栄養物を比較的低濃度に含む培地を用いて低温で長時間培養(20〜28℃、5〜7日間)したとき、培地に集落を形成する全ての細菌。

従属栄養細菌は、一般細菌が繁殖しにくい低水温の水環境においても増殖できるため、有機汚濁指標や、配・給水系の衛生状態を捉える指標として評価されている。

バイオフィルムとは?

人工的・自然環境問わず バイオフィルムは、各種固体の表面と水が接するところに存在します。

河川の小石や台所及び風呂場のぬめり、口腔内プラークなどがバイオフィルムと呼ばれるものであり、あらゆる場所でその存在を確認することができます。

バイオフィルムは環境浄化や、食品の製造など有益な働きをする場合もある反面、感染症や虫歯、金属腐食などの原因となり、有害な働きをすることも往々にしてあります。

通常、細菌などの微生物は各種の固体表面に付着して群(コロニー)を形成し、お互いにある種の物質を介して情報交換をしています。
これらが一定以上になると、より良い生育・増殖環境を作るために、一斉に多糖類を細胞外に分泌してバイオフィルムを形成します。

形成されたバイオフィルムは、表面に強固に付着し、内部に生息する微生物群を除菌剤・抗菌剤など様々なストレスから守る働きをします。