ジェット式洗浄装置(WD)を使用し、洗浄剤の力及び物理的作用(噴射)により洗浄します。
メリット
汚染器具を人の手を介さずに洗浄・消毒・乾燥を行い、作業効率向上及び感染防止が期待できます。デメリット
ジェット水流があたらない箇所の洗浄ができないため、器具のセット方法に注意が必要です。推奨洗浄剤
主にアルカリ洗浄剤を使用しますが、器具への腐食を考慮して酵素洗浄剤を使用することもあります。
浸漬洗浄に物理的作用(超音波)を加えて洗浄します。
メリット
ブラシでは取り除けない箇所の汚れを超音波により取り除くことができ、短時間で高い洗浄効果が期待できます。デメリット
ゴムなどのやわらかい器具やエアが溜まっている箇所は超音波が伝わりにくいため、洗浄効果が期待できません。推奨洗浄剤
主にアルカリ洗浄剤や酵素洗浄剤を使用します。
洗浄液中、または容器をおいて流水を溜めながら洗浄します。
メリット
作業者によって洗浄効果に差が出ることが非常に少なく、簡単に洗浄処理できる洗浄方法です。デメリット
洗浄液に接していない箇所は洗浄できないため、内腔のある器具などはエア抜きを行い、浸漬する必要があります。推奨洗浄剤
主に酵素洗浄剤を使用します。
洗浄液中、または容器をおいて流水を溜めて液中で洗浄します。
メリット
汚染物の残留状況を確認しながら洗浄を行うことが可能です。デメリット
スタッフの感染リスクが高く、鋭利な器具の洗浄作業では注意が必要です。またブラシが届かない箇所は洗浄できません。推奨洗浄剤
主に酵素洗浄剤を使用します。
各製品の無償サンプルをご用意しております。
実際に製品を手に取ってお試しいただけますので、ご希望の方はご連絡をお待ちしております。
06-6447-6555
アムテックの洗浄剤は、大きく「アルカリ洗浄剤」「酵素洗浄剤(弱アルカリ性・中性)」があります。
それぞれの用途・特徴によって使い分けると効果的です。
洗浄剤用途 | アルカリ洗浄剤
|
酵素洗浄剤 | |
---|---|---|---|
弱アルカリ性
|
中性
|
||
用手・浸漬洗浄 | △ | ◎ | ◎ |
超音波洗浄 | ◎ | ○ | ○ |
ジェット式洗浄(WD) | ◎ | ○ | ○ |
(◎:非常に適している ○:適している △:使用しても問題ない)
洗浄力が高く、血液や体液などのタンパク質、脂質汚れを効果的に除去します。ジェット式洗浄装置(WD)、超音波洗浄装置による
洗浄が最適です。ステンレス器具に加え、アルミニウム、銅、真鍮器具に対する腐食を抑制した製品もあります。
【中性】
アルカリ洗浄剤に比べ、金属、ゴム、プラスチック器具に対して腐食性が低い洗浄剤です。
皮膚への影響が少ないため、用手・浸漬洗浄に適しています。酵素洗浄剤は40℃前後で最も効果を発揮します。
【弱アルカリ性】
酵素と弱アルカリの相乗効果により中性タイプよりワンランク上の洗浄力を発揮します。
ジェット式洗浄装置(WD)、超音波洗浄装置、用手・浸漬に適しています。
洗浄評価には、洗浄後の医療器具の洗浄効果を判定する“直接判定法”と
ジェット式洗浄装置(WD)のトラブルを検知する“間接判定法”があります。
判定方法 | 指標物質 | 特徴 | |
---|---|---|---|
目視 | 視認 | タンパク質・脂質
多糖類・薬物 |
・簡便だが個人差がある
・数値化が困難 |
色素染色 | アミドブラック10B | アミドブラック10B | ・簡便に定性値が得られる |
拭き取り | ATP測定 | アデノシン三リン酸 | ・簡便に(半)定量値が得られる
・試薬と装置が必要 |
綿球付着物の化学反応 | ヘモグロビン
タンパク質 |
||
抽出 | CBB法
OPA法 BCA法 |
タンパク質 | ・正確な定量値が得られる
・手技が複雑 ・試薬と装置が必要 |
各製品の無償サンプルをご用意しております。
実際に製品を手に取ってお試しいただけますので、ご希望の方はご連絡をお待ちしております。
06-6447-6555
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